朝鮮漬けのお話

2022年11月18日

先日、80歳になる女性のお客様がしてくださった話。
以前は朝鮮漬けを長い時間かけて、家庭で仕込んでいたそう。
白菜一枚一枚に丁寧に味を染み込ませる。
毎日毎日様子を見ながらの仕込みだそうです。
それが本当に美味しい。
親戚もそれを目当てに集まってくる。


そこではっとさせられる一言。



朝鮮漬けに使うのは日本の唐辛子ではだめね、辛いのよ。
大陸の唐辛子でないと。




わざわざ名駅の近くの市場に買いに行ったそうです。
レシピには反映されない部分ですね。
マニュアルではないですね。


コーヒーも同じです。
同じ銘柄を多くのコーヒー屋さんで提供していますね。

でも味が違いますね。
もちろん焙煎度もあるとは思いますが、そこだけではない。
おいしいと純粋に感じたものを飲みましょう。
何が違うんでしょう。

コーヒーもレシピは大事かもしれません。
でも焙煎にしても、抽出にしてもマニュアル化しては途端におもしろくなくなってしまいます。

大切なことって…



とても勉強になりました。
また楽しいお話聞かせてください。