カフェインレスのブレンドができました。
通常のコーヒーと遜色ない、いやそれよりも美味しく、かつ毎日飲んでも飽きの少ない味を目指しました。
優しい風味とまろやかなコクのコーヒーです。
ガテマラ SHBとブラジル サンタカタリーナ農園の2種をブレンド。
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お店で出しているコーヒーは、まず自分が飲みたいと思うものを出しています。
豆を洗っている理由も口に入れるものだから、お客様然り自分も飲むからという理由。
大腸がそもそも弱いため、コーヒー飲みすぎたときや、夜とか、コーヒーやめとこうかなーなんて考える時もあります。
コーヒー屋ですけど。
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カフェインレス飲むくらいなら、コーヒー以外の飲み物を飲めば良いじゃんなんて声もきこえてきそうですが、飲みたいもんは飲みたいのです。
しかも美味しいコーヒーに負けない、というか気づかないくらいのカフェインレスが。
そう、カフェインレスとかカテゴリーをなくしても、とびっきりおいしいのが飲みたいんです。
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もちろんカフェインレスに使用する生豆の品質がまず大きいですが、次に味に影響するのがカフェインにする加工法。
現在カフェインレスにする方法は増えてきております。
・超臨界二酸化炭素抽出法
・液体二酸化炭素処理
・マウンテンウォータープロセス
・スイスウォータープロセス
など。
自分自身の味の好みもあり、加工法はマウンテンウォータープロセスとスイスウォータープロセスの生豆を選んでおります。
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ガテマラの加工法は、マウンテンウォータープロセス。
カフェイン除去率が97%。
標高5500mのメキシコ最大の山「Pico de Orizaba」の天然水を使用した「水抽出法」にてカフェインを除去。天然水を使用することで香味が優れています。
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ブラジル サンタカタリーナ農園の加工法はスイスウォータープロセス。
こちらも同様に化学薬品を一切使用せずに、99.9%のカフェインを除去しております。
風味も良く、ガテマラのキレの良さをまとめる役割を担っています。
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夕飯後にコーヒー単体で飲んでも楽しめますし、お菓子、特に焼き菓子との相性の良さを楽しんいただくこともできます。
寝る前にもミルクと合わせて、なんて楽しみ方もできますね。
時間が経っても楽しめるのは、焙煎前に水で生豆を研いでいるから。
最高品質の生豆でも現地の土やほこりはついているので、水で洗って綺麗にし、乾燥させてから焙煎しています。
口に入れるものなので、awaiでは米を研ぐように生豆を水で研いでいます。
味はそのままに、嫌なえぐさがなく、口当たり良く、冷めてもおいしいのです。